MSXマガジン 1985年5月号 プログラムエリア


ソフトウェアコンテストに応募されたというプログラム4本が掲載されています。


「シーギャング」
親御さんが子供のために作ったゲームとのことです。すばらしい! ちなみに1チップMSXで実行すると外に出ただけでなぜか死んでしまいます。

初めは簡単ですが、面が進むと敵キャラも増えて難しくなっていきます。オールBASICでこれだけたくさんのキャラを動かすのって結構すごいことなのではないかと。

前半の6面をクリア。アトランティスに到着してスーパーパソコンをゲットしますたw

後半はヒロ君(自機)の動きが遅くなってさらにシビアになります。1面に一回しか使えない仮死光線をうまく使ってクリアを目指します。

なんとか全12面をクリア! 最上級の言葉で褒めていただきました(^^

これで終わりかと思ったらさらにゲームは続いていきます・・・


「CAPLE」
プログラムは2つに分かれています。2つのプログラムともに枠線などのグラフィックキャラクタが文字化けして掲載されてしまっているので修正が必要です。(CAP1は1590-1610行、CAP2は1130-1200,1760,1780-1920行)

キャラクタを定義する1つ目のプログラム(CAP1)を実行し、F1キーを押すと2つ目のプログラム(CAP2)をロードしますが、1860行のF1キーを定義する部分が「CLOAD」になっているので、ディスクで使用する場合はF1キーを押さず強制的にロードするなどの修正が必要です。私はもとのプログラムの方式を尊重して「KEY1,"A"+CHR$(30)+"RUN"+CHR$(34)"+"CAP2.BAS"+CHR$(13)」と修正しました。

ロードが終わるとゲームスタート。キャラが小さくてかわいいです。

1面クリア。しかし全部で40面もあるので全面クリアは大変です。

途中は省略wしてエンディング。大きなハートの表示は「_」(アンダーバー)で掲載されていますが、PCGを定義すると「➡」になり明らかにおかしいので「❤」にしてあります。

「❤」はプログラムの他の部分では使われていないのにカラーの定義がしてあるので、これが正解なのではと思います。


「地雷原」
はじめにいろいろ設定するのですが・・・

ルールが難しくて理解できず、うまく遊べません・・・


「レコード管理プログラム」
掲載されているプログラムが完全ではなく、同号P146のリスト4を追加で修正入力する必要があります。

ひととおりのデータを入力してディスクにも保存ができますが、入力したデータの一覧を表示するにはプリンタで印刷するしかないというなかなかの仕様ですw