MSXマガジン 1985年12月号 プログラムエリア

表紙と同じ絵柄のポスターが付属します。

ポスターの裏はカレンダーになってます。

4本のプログラムが掲載されていますが、「ゼビウスマップ・サンプルプログラム」はまたもやVHDシステムとそのVHDソフト「ゼビウスマップ」が必要で・・・


「家族の日記」

よくありがちな日記プログラムです。

プログラムはカセットテープでの使用を前提としているので、ディスクで使用する場合は表示部分(1030,1040行)や入出力関係部分(560,1260行)の修正が必要です。また、作成した日記はすべて同じファイル名で保存されてしまうので、日記ごとにファイル名を変えるようにするなど、プログラムを修正・追加する必要があります。

1985年11月号で紹介された記事での家族用のプログラムなので家族名や人数もそのままです。自分用に使用する場合はプログラムの説明に記載してあるとおり随所修正が必要です。

しかしそこまでしてこのプログラムを使うのかどうかというのは全く別次元のはなしでw


「ダストマン」
いわゆる「パックマン」的なゲーム。1986年1月号P114に訂正記事が載っています。実行してマシン語の書き込みが終了するといきなりゲームがスタートしますw

キャラの動きはとてもスムースでスピード感もあり気持ち良いですが、モンスターが不意にUターンするなど動きが散漫で一定しておらず、さらにわずかでもモンスターに触れると死ぬので激ムズです。

中心にあるフルーツを食べると「パックマン」と同じく無敵になりますが、食べたモンスターは一瞬で復活してしまうので、無敵の間はモンスターを追うのではなくその間にドットを多く食べる方がよいかもしれません。

しかし難しいことには変わりなく、死ぬとせっかく食べたドットがすべて元にもどってしまうので1面すらクリアできませんw


バリケード

ドット単位で伸びていく線を操作し、同じように伸びていく敵を追い詰めればクリアです。

3面ごとにステージが変わり、2/1面からはフィールドに障害物が現れます。多くの場合、敵は放っておくと自滅しますw

3/1面からは円が現れますが、やはり敵は自滅しますw

4/1面からはフィールド上にドットがどんどん出現して進行を邪魔します。

出現したドットが多くなってたいへんなことになっていますが、ドットにぶつからないよう操作して耐えていれば敵はやはり自滅します。これをクリアすると何もない最初のステージに戻ります。


ゼビウスマップ・サンプルプログラム」
前述のとおりVHDシステムとVHDソフト「ゼビウスマップ」が必要なので入力していませんが、ゼビウスの背景を使用したシューティングゲームのようです。VHDソフト「ゼビウスマップ」があればAC版「ゼビウス」をMSXで再現することも不可能ではなかったと思いますが、それをしないのが当時のナムコットクオリティ。もし出ていればMSXの歴史が少しは変わっていたかもしれません。