「マイコンBASIC Magazine DELUXE MSX/MSX2/MSX2+ゲーム・ミュージック・プログラム大全集」に掲載されているゲームミュージックプログラムのうち、「PSGバージョン」として掲載されているPSG用のプログラムの打ち込みが完了し、曲を録音してMP3にしたのでまとめました。
曲のMP3については、「Panasonic FS-A1ST(MSXturboR)」でプログラムを実行して演奏し、A1STのオーディオ端子からの音を録音して音量を調整(+6dB)したうえでMP3化しています。
すべての曲は同じ条件で録音しているので音量のバラツキがあります。また、すべてBASICのプログラムによる演奏のため多少のモタリが発生しており、それについては言及しません。
画像は「MSXPLAYer2005」で実行したものを使用しています。
「アーケード版 グラディウス STAGE 4 BGM」
本誌の最初に掲載されているのは大好きなグラディウス4面BGM「Free Flyer」!
「アーケード版 ドラゴンスピリット Area 3のBoss」
なぜか作曲がすぎやまこういち先生と記載されていますw
1つ前のドラゴンクエストの曲には記載がないので、こちらに記載するはずだったものを誤って記載してしまったのだと思われます(*'ω'*)
「アーケード版 スクランブルフォーメーション テストバージョンI」
「アーケード版 ギャラガ88 Waltz」
通常だとWaltzだけが演奏されますが、曲の終わりの辺りでタイミングよく大文字の「B」を押すとパーフェクトボーナスの曲が続けて演奏されます(*'▽')
掲載されているリストには文字化けしているところがあるので、PC-8001のキャラクタコード表と見比べて解読してみました( ゚Д゚)
100行は「しょき せってい」
420行は「Play するのだっ」
890行は「にゅうりょく おつかれさん」
900行は「○○の せんせい の まね」
もっとも曲の演奏には全く影響がないので修正はしてもしなくてもよいかと思います(・∀・)
「アーケード版 大列車強盗 イーアルカンフー」
大列車強盗 ネーム入れ
イーアルカンフー(BGM)
「MSX版 イース Fly with me」
MSXPLAYer2005で演奏すると音の一部がうまく鳴らない不具合があります。
リストの740行に余分な文字が入っているのでこの部分は打ち込まないようにしましょう(*''▽'')
「アーケード版 ドラゴンスピリット エリア 3 BGM」
MSXPLAYer2005で演奏すると音の一部がうまく鳴らない不具合があります。
「アーケード版 グラディウス STAGE 1 BGM」
「MSX版 グラディウス2 STAGE 2,3,4 エリアスタート BGM」
STAGE 3 BGM(本誌ではSTAGE 2 BGMと誤表記)
STAGE 2 BGM(本誌ではSTAGE 3 BGMと誤表記)
エリアスタート BGM
STAGE 4 BGM
リスト2が「STAGE 2」、リスト3が「STAGE 3」となっていますが、リスト2は「STAGE 3」、リスト3は「STAGE 2」だと思われます。
「ファミコン版 ドラゴンクエストIII おおぞらをとぶ/そして伝説へ」
おおぞらをとぶ
そして伝説へ
音数と曲の良し悪しとは関係ないということを改めて認識させられるすばらしい曲!
「PC88版 イースII 本ボス・ダーム トゥー・フル・ウィズ・ラブ」
本ボス・ダーム
音がノイジーですが仕様です。
トゥー・フル・ウィズ・ラブ(本誌ではファウンテン・オブ・ラブと誤表記)
タイトルが「ファウンテン・オブ・ラブ」となっていますが、「トゥー・フル・ウィズ・ラブ」だと思われます。(「ファウンテン・オブ・ラブ」はイースIの曲)
「ファミコン版 中山美穂のトキメキハイスクール オープニングBGM」
マシン語ルーチンによりBASICで演奏されているとは思えないくらいスゴイ!曲もさわやかで良いです。なお音量が極小なのは仕様ですw
「MSX2版 ドラゴンスレイヤーIV ゼムン,メイア,タラチュネス,アークウインガーのテーマ」
ゼムンのテーマ
メイアのテーマ
タラチュネスのテーマ
アークウインガーのテーマ
4曲のほかにリスト5として「コーラス効果プログラム」が掲載されており、プログラムの解説に使い方も載っています。
「ファミコン版 パルテナの鏡 オーケストラバージョン」
プログラムが約16Kバイトもある大作!
本誌は1989年11月に電波新聞社から発売され、MSX用のゲームミュージックプログラムが、PSG用が22タイトル、MSX-AUDIO用が10タイトル、FM-PAC(MSX-MUSIC)用が49タイトル、合計81タイトル掲載されています。
ちなみに本誌には私がベーマガに投稿したPSG用のプログラムを掲載していただいており、手元にあるものは電波新聞社から掲載料8,000円の為替とともに頂いた私の宝物です(*'▽')
MSX-AUDIO用のプログラムはすでに打ち込みましたので、
parupu.hatenablog.com
今回は目次に「PSGバージョン」として掲載されているPSG用のプログラムを打ち込みました。
私が投稿したプログラムももちろん含まれていますが、さてどれでしょうw
プログラムはA1STを使ってフロッピーディスクに掲載順に収めました。
インデックスも作ってすべて完了!
引き続き打ち込みを進めていきます。