MSX BASICゲーム集「山火事シミュレーション」
プログラムは「データ・プログラム」と「メイン・プログラム」に分かれています。
「データ・プログラム」はディスクのワークエリアを使用しており、ディスクを使用する場合はそのままでは動きません。
一見マシン語データに見えますがタイトル画面を描画するためのだけのデータですので、アドレスをディスクのワークエリア外に以下のとおりに修正するだけで問題なく動きます。
「データ・プログラム」は5,10行のアドレスを-2000Hオフセットしたアドレスに修正。
「メイン・プログラム」は20,2820行のアドレスを-2000Hオフセットしたアドレスに修正。
本誌の説明どおり「データ・プログラム」を実行後に「メイン・プログラム」を実行すると、ナイスなすばらしいタイトル画面が表示されます(*'▽')
7種類のコマンドを活用し、山林に発生した山火事の延焼を最小限に食い止め鎮火させるのが目的。
ゲームの前にコマンド等の説明画面が表示され、スタート時の出火場所3箇所が「ランダム」か「任意の場所に指定する」かどうかを聞いてきます。
ここでは出火場所がランダムなモードを選択し、画面左側に山の平面図に3箇所の出火場所が確認できたところでゲームスタート~。
画面右側はコマンド一覧表で、「VIEW」は画面左側の表示をこの山の平面図に切り替えます。
「GRID」は火の強さを数字で表示。
「WIND」は風向きを表示。
「WATER」は水を撒きます。ヘリコプターが表示されるので水を撒く場所を決めます。
水はヘリコプターの位置とその回り八方向にある火の上に撒かれます。
「DRUG」は科学薬剤を撒きます。
薬剤はヘリコプターの位置のみに投下されます。ただしエネルギーを1,000も消費されるので注意。
「B-FIRE」は防火帯を作ります。防火帯は木を故意に焼いてそれ以上の延焼を防ぎます。
本誌の説明にもあるとおり、風を読んで防火帯を風上に効果的に作ることがこのゲームを攻略するカギになります。
「NOMOVE」は何もせず時間だけが過ぎます。
ゲーム終盤などで火の周りに何もなくて火が自然に消えるのを待つときに使用しますが、当然通常時に使用すると延焼していきます(・∀・)
そうこうしているうちに半分以上の木が消失してしまいまいました(;'∀')
エネルギーが少ないときに「DRUG」を選択してしまって無くなったためゲームオーバーw
もちろん火をすべて消せばゲームクリア。クリア時の防火率で表示されるメッセージが変わります。
最初の3つ出火場所が離れていると攻略がなかなか難しいので、ゲームに慣れるまではスタート時の設定で出火場所を任意の場所を指定し・・・
このように固めておいて練習するとよいかもです。