YAMAHA TX81Z用Domino定義ファイル

YAMAHA TX81Z用のDomino定義ファイルが完成したのでHPに掲載しました。

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Triple Multiple - Domino定義ファイル - YAMAHA TX81Z用定義ファイル

作成に際し、TX81Z(OPZ)のほかにDX100(OPP、DX27も同機能)の定義ファイルも作るため、使用できる機能をexcelに書き出してまとめました。
将来的には同系統の音源であるDX21(OPP)のほか、V2(OPZ)とV50(OPZII)の定義ファイルも作ることができるようCCM番号を設定。これに沿って作っていきます。

定義ファイルは昔に作ったCherryの定義ファイルをベースにして作成。あわせて説明書を見ながら作っていきますが、エフェクトの記述はかなり面倒。

マイクロチューニングのパラメータのMIDIインプリメンテーション。一見すると簡単そうに見えますが・・・

そのパラメータを記述するため、6,144行のラベルをexcelのシートを使い生成して貼り付けたの図w

音色名はマニュアルのPDFから取り込んでテキストに変換するので楽々。昔はこんな便利なことできなかったなぁ...("= =) トオイメ

TX81Zはラックの下の方にマウントしてあってディスプレイが見にくいので、ディスプレイの前にカメラを置いてその映像をスマホに表示させ、Dominoからスイッチを操作して記述したCCMの動作をチェック。
やはり昔はこんなハイテク()なことはできなかったw

そしてすべてのCCMの記述・チェックとデフォルトデータの作成が完了。
エクスクルーシブを含むCCMを各チャンネルから連続して送信すると「Midi Buffer Full」になることがあるので、デフォルトデータでは少し間隔をあけて送信するようにしました。

このTX81Z用定義ファイルには通常のCCMのほか、X68000などの音色データも使うことができるよう専用のCCMを用意しました。
X68000などの音色データをTX81Zで使うには、AL・RR・D1L・TLなどの値を変換しなければならないですが、あらかじめ変換した値のテーブルを準備することで解決しています(*'▽')

ただし完全に互換があるわけはないので最終的には人力による修正が必要です(;''∀'')