今日の買い物-ナムコミュージアム アーケード HITS!

parupu2006-01-27

ナムコミュージアム アーケード HITS!
(2006/01/26発売 ASIN:B000BX0GF0)
過去にPSで発売されていた「ナムコミュージアム」に収録されていたタイトルがほとんどで新鮮味はないですが、画面の縦横比がアーケード版と同じになっているギャラガディグダクに期待しつつ、とりあえずPS用バーチャスティックを接続して起動。長い長い長いローディングが終わると、
「アナログコントローラ(DUAL SHOCK 2)が接続されていません。コントーローラー端子1に正しく接続しなおしてから、STARTボタンを押して下さい。」
との表示が・・・
ハァ?4方向かヘタすりゃ2方向1ボタンしか使わないレトロゲームにアナログコントローラが必要なのかよ!
と怒りつつ、デュアルショックに接続し直して無事起動。ゲームの選択画面ではバーチャスティックに差し替えても使えませんでしたが、ゲームを選択したあとに差し替えたら使うことができました。ポールポジションIとIIでアナログコントローラを使うようですが、それだけのためにバーチャスティックのようなアーケード仕様の非アナログコントローラを起動時にはじく仕様にするとはレトロゲーマーに対してひどい仕打ちだなぁ(w


ひととおりプレイしましたが、スティックの反応が鈍いタイトルがいくつかありました。とくにゼビウスはひどく、ブラスターのボタンを押してから、感覚的には1秒くらいたってから発射される感じがするくらい鈍いです。16面クリアはプレイし始めてから2秒であきらめました(^^;


細かいところでは、ゲームをスタートするときに、アーケードゲームでは「コイン投入」->1P2Pの選択画面表示->「1Pボタンを押してゲームスタート」といういわゆる「儀式」があり、大抵のアーケードゲームの移植作品ではこの「儀式」を、「セレクトボタンでコイン投入」->「スタートボタンでゲームスタート」など、ボタンを2回押すことで再現していますが、このゲームではこれが再現されておらず、ボタンを1回押すと1P2Pの選択画面を一瞬だけ表示して勝手にゲームが始まってしまいます。
そのほか、スタート画面やデモ中でも常に表示されている「○-1プレイヤー スタート/×-2プレーヤー スタート」の説明画面が非常にウザイです。ゲームオーバーになった瞬間にこの画面が表示されるタイトルもあって、なおさらウザイです。
あとあまり関係ないところではありますが、ゲーム選択画面での動きが、PS2なのに目測5fpsくらいに荒いのが気になります(^^


大御所のナムコのタイトルにしては、全体的になんか大雑把な感じがします。スタッフロールを見ると外国の人の名前が並んでいて、パッケージにも「本製品は海外仕様のゲームを元に開発されており・・・」との記述があります。もしかして先に海外で全く同じものが発売されていて、それをほぼそのまま発売したものなのではないだろうか?
なんか仕事がやっつけだよなぁ。過去のタイトルを大切にし、移植する際にプロジェクトチームを立ち上げてしまうくらい真摯な姿勢のセガを少しは見習ってください。ていうかセガに吸収合併されちゃってください(w