radikoの音をデジタルで、かつ、機材を含めできるだけシンプルに録音したいっ、ということで、2つのUSBオーディオを物色してみました。
まずはYAMAHAのUW10をジャンク品で探し出して入手。DTMを始めた頃にこれを使用していて、HPに掲載しているコメットさん☆の曲「ハロー!ハロー!」のXG版は、その時使用していたUW10に付属していたS-YXG50v4.0で作成・演奏したものです。
このUW10は録音ソースとして光デジタルとアナログの他、PCからの音もスイッチの切り替えで選択でき、PCで再生した音を同時にそのままPCで録音できます。
というわけでさっそくradikoの音を録音してみました。音飛びやノイズも無く普通に録音はできましたが、無音部分にアナログっぽいノイズが載ってしまっています。UW10から光デジタルで出力した音をSE-U55SXで録音しても同様にアナログっぽいノイズが載ってしまっています。デジタル機器なはずなのに、内部では音をアナログで処理しているのでしょうか?
これではまるで納得がいかないのでさらに物色していると、RolandのUA-1Dというデジタル専用のUSBオーディオが目にとまりました。形は奇抜ですが、USBケーブルが直付けの非常にシンプルなUSBオーディオです。公式HPからDLした説明書を読んでみると、出力は光と同軸のデジタルのみでサンプリングレートは48,000Hz固定、再生と同時に録音ができるかどうかは特に何も書かれていません。
ならばUA-1Dからデジタル出力した音をSE-U55SXで録音できればとりあえずよいだろうということで、さらに中古で探し出して入手しました。
さっそくradikoの音をUA-1Dで出力し、光デジタルケーブルでSE-U55SXに繋ぎ、録音機器をSE-U55SXに設定しようとしたところ、UA-1Dから出力した音がSE-U55SXとUA-1Dの両方に入力されています。
これはと思い、録音機器をUA-1Dのままにし、サンプリングレートを48,000Hzに設定して録音してみると、何の問題も無くPCからの音をそのまま直接録音できてしまいました。説明書には書いていないですが、どうやらUA-1Dの入力端子に何も繋がない場合は、PCからUA-1Dに出力した音がそのままPCに入力されるようです。
さらに無音部についてもほぼノイズはありませんでしたので、UW10と違いこちらは完全にデジタルで録音できているようです。
サンプリングレートが48,000Hzなのでファイルのサイズは若干大きくなりますが、どうせすぐMP3化するので特に問題ありません。PCからの音はデジタル出力端子からももちろん同時に出力されているので、光デジタルケーブルでコンポに繋ぎ、同軸デジタルケーブルでSE-U55SXにつなぎ、他の機器でも録音と同時に聞くことができるようにしました。
というわけで問題は解決、気になる番組はガンガン録音して残していきますよ。