MSXマガジン 1984年1月号 とじ込みふろく


プログラムの「STAR COMMAND」はとじ込み付録として掲載されています。

この「STAR COMMAND」はアスキーからMSX用ソフト第一弾として1983年10月に発売されたうちの1本で、そのROM版と全く同じ内容とのこと。発売されて間もないソフトのリストを載せるとはなんと太っ腹な(゚∀゚)


「STAR COMMAND」
コマンドモードと戦闘モードでリアルタイムで進行していくシミュレーションゲーム。8つのコマンド+αを駆使してクリムゾンを全滅させます!

まずはエンタープライズがこれから戦うクリムゾンの数を決めます。上下キーで増減し、ここでは30で決定します。

しばらく待ってからゲームスタート~。
画面はコマンドモードで、上部はロングレンジセンサーで見ることができている8×8のクオドラント(戦区)。「□□□」はエンタープライズがいる場所、「***」は未調査の部分、表示されている最大3桁の数字はそこに居てるクリムゾンの数・ベースの数・星の数を表しています。
各クオドラントは8×8のセクタ(座標)に分かれており、画面左下部がショートレンジセンサーで見ることができているクオドラント内の様子で、「E」はエンタープライズ、「*」は星の位置を示しています。

いきなり画面が変わって戦闘モードに突入。コマンドモードで光子魚雷やフェザー光線を起動したりクリムゾンからの攻撃があるとこの戦闘モードに入ります。
ここではフェザー光線でクリムゾンを攻撃中。フェザー光線はすべてのクリムゾンに対して発射してダメージを与えますがエネルギーを多量に消費します。

光子魚雷を発射してクリムゾンを狙い撃ち。数に限りがあるので発射角度を正確に定めて打ちます。

このクオドラントに居てたクリムゾンを全部倒したようです(*''▽'')

コマンドモードへ戻りました。コマンドモードでは1~8を押すとコマンド名が表示されるのでリターンキーで決定します。
ここでは6でインパルスエンジンを使用して移動しようとしたところ、コンピューターが故障して動けなくなっていますw

このクオドラントにはベースがありました。ベースではエネルギーや光子魚雷の補給ができます。
クリムゾンはベースを直接攻撃しませんが、クリムゾンがエンタープライズを攻撃する軌道上にベースがあると破壊されてしまうので、速やかに移動するなどして攻撃されないよう注意が必要です。

コマンド画面で8を選択してコンピューターを起動。4つの装置があるので1~4を押してリターンキーで決定します。

戦いは進み、右上のステータスを見ると残りのクリムゾンはあと4機。エンタープライズの左にあるクオドラントに4機のクリムゾンが居てますが、どうやらこれらが最後のクリムゾンのようです。

そして戦闘モードへ突入!

攻撃されてエネルギーが減っていますが・・・

すべてのクリムゾンを倒しました!

戦いに勝利したようです!(*''▽'')

当時はこのゲームのことをよく知らなかったですが、MSXの最初期にこのような本格的なシミュレーションゲームが存在していたということが驚きです( ゚Д゚)