MSX GAME BOOK「特別編超難解版テセウス」

すべてマシン語のプログラムですがディスクのワークエリアに及んでおり、実機のディスクを使用する場合はそのままでは動作させることができないので、マシン語のプログラムの開始アドレスを-1000Hオフセットした9D80Hから配置してディスクのワークエリアを回避し、ロード後にブロック転送で元のアドレスに戻すことで実行できるようにしました。
それでもMSXPLAYer2005ではなぜか動作しないので、フックを書き換えて無理矢理動作するようにしました。

具体的には以下のとおりにします。
マシン語のリストを-1000Hオフセットした9D80H~DC30Hに入力して「THESEUS.BIN」で保存。
・以下のBASICプログラムまたはリンク先のテキストファイルをディスクに保存。(ダウンロード環境によっては改行が反映されないことがあるので適宜修正してください。)
10 CLEAR 200,&H9D74
20 BLOAD"THESEUS.BIN":POKE &HFD9F,&HC9
30 FOR I=&H9D74 TO &H9D7F:READ A$:POKE I,VAL("&H"+A$):NEXT
40 DEF USR=&H9D74:I=USR(0)
50 DEF USR=&HAD80:I=USR(0)
60 DATA 21,30,DC,11,30,EC,01,B1,3E,ED,B8,C9

http://parupu.chu.jp/hatena/program/gamebook/THESEUS.TXT

あとはBASICプログラムを実行すれば自動的にマシン語のプログラムをロードしてゲームが始まります。
(機種によっては動かないことがあるかもしれませんのでご了承ください。)

ロードが終わるとPCG定義の画面を一瞬表示。

ゲームスタート~。独特な浮遊感やスムースにスクロールするフィールドはもちろん「テセウス」そのままです。

ワープしてFLOOR2。

さらにワープしてFLOOR3。

鍵発見!

もっとワープしてFLOOR4。

FLOOR5。

FLOOR6。

高速で動く敵をどうやってよける?

スタート位置あたりに戻ってきました。マップが無いと同じところをぐるぐるぐる回ってしまいます。

ちょっと気を抜いたらすぐゲームオーバー。

10数年前の日記(1チップMSX動作確認レポート4 - テセウス - Triple Multiple - ぱるぷ日記(仮))でも触れているとおり、製品版の「テセウス」でも十分難しいので、超難解とうたっているこちらが簡単にクリアできるはずがありません。時間があるときにじっくり腰を据えて攻略したいと思います。