別冊LOGIN① MSX GAME BOOK

昨年の冬の記事(http://d.hatena.ne.jp/parupu/20170219)のとおりMSXのプログラムの打ち込みを進めていますが、「MSX 快速マシン語ゲーム集 」(http://d.hatena.ne.jp/parupu/20171224)に続き、「別冊LOGIN① MSX GAME BOOK」のプログラムがすべて打ち込み・チェックともに終了したので紹介していきますよ。


「別冊LOGIN① MSX GAME BOOK」は1985年にアスキーから発売され、「LABYLINTH」や「特別編超難解版テセウス」などの市販ゲーム級のプログラムが掲載されているということで当時は話題になっていました。ただし、掲載されているゲームのプログラムのほとんどは数ページにもおよぶ長大なもののため、入力にはかなりの時間と労力を伴います。

手元にあるものは10年くらい前に古本として購入したもので、すでにかなり経年劣化しており、これ以上のページ割れを防ぐためクリップで端を止めて入力作業をしました。

さらに紙質がもともと良くないのか経年劣化で変質したのかわかりませんが、ページをめくる際に簡単に破れたり、角が折れて欠けたりしてしまいます。


今回の長きにわたる激しい戦いによりさらにボロくなってしまいましたが、本来の役目を果たしたということでこれからも大事に保管したいと思います(^^
プログラムについては実機のディスクを使用して実行・保存することを前提としているので、実機のディスクを使用すると動作しない「LABYLINTH」は打ち込んでいません。また、マシン語を配置している開始アドレスを変えなければ動作しないタイトルや、そのままでは動作しないものについては、その解説や修正情報などを掲載しておきます。
打ち込みには「1チップMSX」を使用し、画像は「MSXPLAYer2005」で実行したものを使用しています。動作確認については、MSX1として「SANYO WAVY3」+「SONY HBD-F1」+「Addcom 48KB増設RAM」、MSX2以降として「Panasonic FS-A1ST」の標準モード、エミュレーター系として「1チップMSX」と「MSXPLAYer2005」で行っております。


「LABYLINTH」
BASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれていますが、マシン語プログラムがディスクのワークエリアどころかメモリの上限(F380H)まで使用しており、BASICのプログラムもメモリをギリギリまで使用しているとのことなので、実機のディスクに対応させるような改造もできず、実機のディスクを使用して動作させることは難しいと思われます。当時はよく遊んだので非常に残念ですが仕方ありません。


「ZALBAR 2784」
すべてマシン語のプログラムで、ディスクのワークエリア内には収まっていますが、実機のディスクを使用するとなぜか動作しないので、フックを書き換えて無理矢理動作するようにしました。
よってマシン語プログラムをロードした後にフック書き換えて実行するよう、以下のプログラムを追加作成しております。
http://members.sakuratan.com/parupu/2018/20181122/ZALBAR.TXT
ゲームスタート~。右上がガルア(砲台)の数やソードのレベルなどが表示されるインフォメーションで、右下が自機(パボック大佐)とブルーム(敵)とアイテムの位置が表示されるレーダーマップ。フィールドは8方向に高速でスクロールします。

伸びる剣(綿棒ではない)で攻撃し、ガルアやブルームを破壊していきます。

本誌の説明に書いてあるとおり、ゲーム中にある条件を満たすとパワーアップアイテムが出現します。ここでは「ハイパー」のアイテムが出現。

「ハイパー」は各面に出現し、画面外まで飛ぶ分身で攻撃します。

ガルアを破壊してゲートが出現しました。ゲートの場所は各面とも決まった3か所のガルアのうちのいづれかとなっています。

ガルアをすべて破壊するとゲートが開き、ゲートを出ると面クリア~。

2面。面が進むごとにブルームの種類や数が増えて難しくなっていきます。

本誌の説明に書いてあるとおり、5番目に出現したブルームを倒して「ソード」が出現。「ソード」は2・5・7・10面に出現し、伸びる剣(綿棒ではないw)の長さがレベル6まで増えます。

5面では「ポーション」が出現。「ポーション」は5・8面に出現し、ライフが大きく増えます。

6面からはフィールドに岩が配置され、5面までは外周にあったガルアが岩の間にも配置されます。

7面。「ソード」がさらに出現しましたが、ブルームの攻撃も激しくなりたいへんです。

8面。「ポーション」がさらに出現しましたが、フィールドが複雑になりかなり厄介です。

10面。フィールドが袋小路状になっており、ゲートの出現個所によっては酸素切れやタイムオーバーでクリア不能となってしまいます。

「ソード」が出現しましたが、ブルームの攻撃が非常に激しく、実はそれどころではありませんw

なんとか袋小路を戻り、10面をクリア~。

10面をクリアすると1面に戻り、2周目に突入となります。

難易度も元に戻り、激しい戦いを乗り越えた後ではずいぶん簡単に感じます。

本誌の説明では100万点を目指せとありますが、とんでもなく時間がかかると思われるのでここで終了とします。


「FIELD MASTER」
BASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、マシン語プログラムはディスクのワークエリア内には収まっていますが、実機のディスクを使用するとなぜか動作しないので、フックを書き換えて無理矢理動作するようにしました。
それでも1チップMSXやMSXPLAYer2005ではなぜか動作しないので、さらに別のフックを書き換えて無理矢理動作するようにしました。
また、BASICのプログラムの冒頭で、マシン語プログラムがメモリ上にあるかどうかのチェックを行い、メモリ上に無ければマシン語プログラムをカセットからロードするという処理をしていますが、それらの処理が不完全なため、メモリの内容によっては「Overflow in 130」となってしまいます。ディスクからマシン語プログラムをロードする場合はその処理は不必要なので、110行から150行の該当部分を削除しました。
よってメモリチェック処理をしている部分を削除し、マシン語プログラムをロードした後にフックを2か所書き換えるよう、110行から150行を以下の通り修正しています。
http://members.sakuratan.com/parupu/2018/20181122/FIELD.TXT
タイトル画面。MSX2以降ではブロックの絵柄の動きが異常に早くなります。

ゲームスタート~。なんとMSXがしゃべりますよ!

画面の左が1P、右が2P。操作がやや難しく、左右キーで旋回し、上下キーで前進後退します。移動するといきなり地雷を踏んでしまいました。地雷は1ドットで表示されているので実に見にくいです。

このゲームは2人プレイ専用なので、対コンピューター戦というのがありません。よって相手は動かないのですぐに発見w

無抵抗な相手を容赦なく破壊し、1ステージ終了。

フィールドのマップは2種あります。相手と接触すると双方破壊され、引き分けになります。

3ステージで終了。当然ながらこちらが勝利w

1人ではなんだかよくわからないですが、2人でプレイした場合は相当熱い戦いになると思われます。


「HANGGLIDING GAME」
すべてBASICのプログラムですが、10行のCLEAR文でマシン語を使用していないのにフリーエリアをディスクのワークエリアを超えてメモリの上限(F380H)まで設定しているので、念のため「,&HF380」を削除しています。

タイトル画面。ハンググライダーが影を伴って左から右へ飛んでいくときの浮遊感がすばらしいです。

操作説明はなんと漢字表示。

実際のゲーム画面ではありませんが、しっかりしたイメージデモがあります。

ステージは全部で4面あるようですが・・・

ゲームスタート~。

加速して機首を持ち上げて浮上はできましたが、そこからの操作はとんでもなく難しいです。

うまく飛行して○のところに着陸させれば1面クリアですが、操作が難しくてまともに着陸できません。

油断するとすぐに制御不能になり、○にたどり着くことも難しい・・・

何度プレイしても無理。難易度高すぎw


「マイクロ・イリーガス」
BASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、マシン語プログラムはディスクのワークエリア内に収まっているので、実機のディスクを使用した場合でも特に問題なく動作します。

ゲームスタート~。

SCREEN 3の荒いドットで構成される3D迷路をさまよいます。

何か見つけた。

夜間でも物が見える「赤外線ビューワー」をゲット。

また何か見つけた。

体力が増える「水」をゲット。体力はどうやって見るの?

夕方4時を過ぎ、だんだん暗くなってきた。

敵発見。敵に近づくと音の周期が速くなります。こちらに気づいていないようなので、敵の進行方向の反対に進んで避けます。

「バッテリー」を発見。「赤外線ビューワー」の効力が延びるようだ。

夕焼けが見える。

夜7時を過ぎ、さらに暗くなった。

夜8時を過ぎ、もっと暗くなった。

夜10時を過ぎ、「赤外線ビューワー」の「バッテリー」もいつのまにか切れたようで真っ暗。

夜12時を過ぎ、どこからか近づいてきた敵を避ける間もなくゲームオーバーw

本誌にマップの一部が載っていますが、リアルタイムで動くのでうまく活用できません。迷路を覚える記憶力も無いのでとても難しいです。


「特別編超難解版テセウス
すべてマシン語のプログラムですがディスクのワークエリアに及んでおり、実機のディスクを使用する場合はそのままでは動作させることができないので、開始アドレスを-1000Hオフセットした9D80Hから入力・配置してディスクのワークエリアを回避するようにしました。
それでもMSXPLAYer2005ではなぜか動作しないので、フックを書き換えて無理矢理動作するようにしました。
よってマシン語プログラムをロードした後にフック書き換え、ブロック転送で元のアドレスに転送して実行するため、以下のプログラムを追加作成しております。
http://members.sakuratan.com/parupu/2018/20181122/THESEUS.TXT
ロードが終わるとPCG定義の画面を一瞬表示。

ゲームスタート~。独特な浮遊感やスムースにスクロールするフィールドはもちろん「テセウス」そのままです。

ワープしてFLOOR2。

さらにワープしてFLOOR3。

鍵発見!

もっとワープしてFLOOR4。

FLOOR5。

FLOOR6。

高速で動く敵をどうやってよける?

スタート位置あたりに戻ってきました。マップが無いと同じところをぐるぐるぐる回ってしまいます。

ちょっと気を抜いたらすぐゲームオーバー。

10数年前の日記(http://d.hatena.ne.jp/parupu/20070225)でも触れているとおり、製品版の「テセウス」でも十分難しいので、超難解とうたっているこちらが簡単にクリアできるはずがありません。時間があるときにじっくり腰を据えて攻略したいと思います。


「MOCKY」
BASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、マシン語のプログラムでディスクのワークエリア内には収まっていますが、1チップMSXではゲームオーバーのデモの時に「Out of memory in 3270」となってしまうので、100行のCLEAR文の値を「350」から「330」に修正しております。
軽快なBGMに乗せたオープニングデモから始まります。

2人プレイの場合は協力技などがあるようですが、PCに繋げられるジョイスティックが無いので、1人プレイで頑張ります。

ゲームスタート~。あかぬけたBGMが素敵です。

MOCKY(自機)を操作し、まずは方向キー+スペースキーで風船を膨らませ・・・

動いているBRASKY(敵キャラ)をうまく誘導して風船にひっかけます。

BRASKYがひっかかっている風船のひものところでスペースキーを押し続け、BRASKYにひもを結びつけます。

ひもを結び終わるとBRASKYは昇天します。

フィールドにいる敵を全部昇天させれば面クリア~。

2面。フィールドの形だけでなく背景や障害物の絵も変わります。青と赤の矢印はワープゾーンで、青の矢印に入ると赤の矢印から出てきます。

膨らませた風船にはMOCKYもひっかかり、一定時間身動きが取れなくなりますw

3面。フィールド中央に何かありますが、特に意味はないようです。

4面。フィールド画面上部に白い通路があったり、「PUB」と書かれたマークがあったりしますが、どちらも特に意味は無いようですw

5面。掘に囲まれる。

6面。荒涼としていて西部劇っぽい。

7面。中央を川で仕切られた緑のフィールド。

8面。昭和っぽい家屋が建ち並ぶ街並み。

9面。策に囲まれたところで意味深げに何か居てますが、ゲームの進行には特に関係ないようですw

10面。今までと様子の違う無機質なフィールド。「V」って何?

11面で2周目突入。BRASKYが増えて難しくなります。

21面で3周目突入。面が進むにつれて全体の速度が早くなっていきます。

45面。ゲーム全体の速度がかなり早くなってきています。ある場所でBRASKYを昇天させると十字架が出現して一定時間無敵になり、体当たりでBRASKYを倒せるようになります。

51面。十字架が出現する場所はステージ開始時に一瞬○が表示されます。

かなり進んで80面。本誌の説明では「99面が用意されている」とのことなので、このままがんばって99面クリアを目指します。

92面。BRASKYの動きが凶悪に早く、その動きを警戒しながら小さな風船でBRASKYを気絶させ、気絶しているBRASKYの上に風船を作る、といったテクニックを駆使しなければ攻略できません。

95面。あともう少し。BGMのテンポもMAX速い。

ついに99面をクリア~!

これでゲームオーバーになるかと思ったら、なんとR0面になってゲーム続行www

R0面をクリアするとR1面に。ゲームスタート時は01面なので、文字が付く場合は101面以上ということで区別ができます。

そのままプレイを続けてR9面(109面)をクリア~。

するとO0面になりましたw

これ以上プレイしてもx0面~x9面を繰り返すことが予想されるので、ここで終了とします。

ゲームオーバー。ハイスコアなので名前を入力。ポップなBGMがすばらしい。

名前を入れ終わると3匹のMOCKYによるデモ(かわいい)があります。

2人プレイもでき、キャラやゲーム性やBGMもとても良く、この内容なら市販しててもよいくらいのゲームではないかと思います。


「FUPPER」
プログラムはBASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、実機のディスクを使用する場合はCTRLキーを押下しながらの起動が必要です。
なお、コンストラクションで作成したデータはカセットに保存するようになっているので、ディスクに保存する場合は2040行と2070行の「CAS:」を削除する必要があります。
タイトル画面。コンストラクション関係の選択やLEVEL(難易度)の選択をします。

LEVEL 1でゲームスタート~。BGMのテンポが不安定でかなり怪しいw

FUPPER(自機)を操作し、的確にFUPPERを狙ってくるブルド(敵)や飛んでくる矢を避けつつボールを集めていきます。ボールはヒモを介して数珠つなぎになり・・・

ボールを5つ率いて集めると、ランダムな場所にEXIT(出口)が出現します。

率いているボールを飛んでくる矢に切られないようにして運び、5つのボールすべてを率いてEXITに入れば面クリア~。

2面。フィールドは20面まであり、難易度を含め20面までは特に展開に変わりが無いようなので、各面の画像だけ載せておきます(^^;



















21面。2周目に突入し、ヒト型をしたジャルク(敵)が増えました。ブルドに比べるとジャルクの動きは緩慢で、避けるのはわりと容易です。ちなみにLEVEL 2でスタートするとジャルクが1面から居てます。

31面。面が進んでも難易度を含めた展開は特に変わりありません。

2周目最後の40面をクリア~。

41面。3周目に突入しましたが、以降も難易度を含めた展開は特に変わらないようですw

42面。これ以上プレイしても新たな展開は無いようなので、ここで終了とします。

タイトルから入ることのできるコンストラクションの画面。操作方法等は本誌に説明が載っており、テキスト画面上の疑似面で作成していきます。

ボールやスコアなどがチラチラ点滅していたり、BGMのテンポが不安定だったり、面が進んでも難易度はほぼ変わらないなど、同じ固定画面アクションゲームの「MOCKY」に比べるとやや完成度は低めな感じですが、まあまあ楽しく遊べるゲームだと思います。


7ならべ
すべてBASICのプログラムで、32K以上のMSXなら特に問題なく動作します。
まずは名前を入力。

対戦表が表示され、対戦相手を選択。自分が参加しないこともできます。

ゲームスタート~。

画面はシンプルながらきれい。対戦相手はそれぞれ思考ルーチンが違うとのことです。

出せるカードのみが自動で選択されるので便利。

順調にカードが減ってますが・・・

「K」が出されると「A」しか出せなくなるという不条理なローカルルールのため、本来なら出せるカードが出せない(怒

おかげで最下位にw

終了すると結果を反映した対戦表が表示されます。

操作性も良く画面もきれいですが、不条理なローカルルールのおかげでせっかくのゲームが台無しです。


「DEMAND」
プログラムはBASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、実機のディスクを使用する場合はCTRLキーを押下しながらの起動が必要です。

ゲームスタート~。青いワイヤーフレームの地表が斜めにスムーススクロールしていきます。

01面は地表キャラ「リーブス」。自機「DEMAND」の動きを含め、全体的にきわめてスムースかつ微妙な速度で進んでいきます。

02面は飛行キャラ「スキーマ」。敵キャラを破壊した爆風にもアタリ判定があり、爆風にミサイルが当たるとさらに誘爆し、その爆風がそのまま進んできて自機を誘爆させてしまうことがあるので、早い動きの敵キャラを近距離で破壊する場合は注意が必要です。

03面は地表キャラ「レーダー基地」。飛行キャラは各面出現するキャラが決まっていますが、地表キャラは同時に2~3種類出現することがあるようです。

04面は「トロピカルゾーン」。画面が一時停止してカラフルに数秒点滅し、そのまま次のステージへ。

05面は地表キャラ「カーネル」。

06面は飛行キャラ「ジェッタ」。飛行キャラは基本的に直線的に進んできますが、この面の「ジェッタ」はゼビウスのトーロイドのように、自機と縦軸が合うと左に旋回して逃げていきます。

07面は地表キャラ・都市「バックス」。

08面は飛行キャラ「ギャマン」。

09面は地表キャラ・都市「シンクス」。

10面は飛行キャラ「カノン」。

11面は地表キャラ「タンク」基地。

12面は再び飛行キャラ「ジェッタ」。この面の「ジェッタ」は06面のように旋回しません。

13面は地表キャラ「ガーベッジ」基地。

14面は飛行キャラ・幽霊船「ラングラウフ」。

15面は再び「トロピカルゾーン」。

再び01面に戻って2周目に突入。スピードや難易度も変わらず、これ以降も特に新たな展開が無いようなので、ここで終了とします。

キャラも大きく見栄えはしますが、少し単調な感じはあります。本誌P130には無敵にする改造方法が掲載されているので、淡々と進んでいく画面だけ見て楽しむのもよいかも。


「スーパーレーサー」
ゲーム本体はすべてマシン語のプログラムで、開始アドレスが8600HのためBASICで使用できるフリーエリアが非常に少なく、BASICから入力する場合は極小サイズのマシン語モニタが必要となります。
マシン語プログラムはディスクのワークエリア内に収まっているので、実機のディスクを使用した場合でも動作はしますが、MSX2以降ではなぜかゲームスピードがMSX1より遅くなります。
また、ゲーム本体とは別に、コースの背景をエディットできるBASICのプログラムが掲載されていますが、こちらもMSX2以降ではなぜか「Out of memory in xxx」となってしまうので、メモリの空きを増やすため「MAX FILES=0」を100行のCLEAR文の後に追加して実行しています。
タイトル画面。SCREEN3をまったく包み隠さず使用しているところが実に漢らしいです。

ゲームスタート~。

疑似3D風なコースを走ってくる他車をひたすら抜き去っていきます。

カーブに合わせて左右にスクロールするSCREEN3特有の荒いドットで描かれた背景がカラフルで楽しいです。

タイム制なのでタイムが0になるとゲームオーバーですが、ある程度距離を走っていれば0になっても60プラスされます。

カーブの反対側にいれば比較的安全。

ひたすら走って他車をかわし続けてもゴールは無いようなので、このあたりで終了とします。

エディターの説明画面。「.」で描いた背景を保存して次の面に進み、スペースキーでその面を保存せずに次の面にスキップします。

背景のエディット画面。カーソルを外周より外に移動させようとすると、その場所に灰色のドットが打たれてしまうので注意が必要です。










全10面をエディットするとエディターが終了するので、9000Hからマシン語プログラムを実行してゲームをスタートさせると保存した背景がゲーム中に出現します。しかし私には絵心がまったくないので、このようなエディターは実に不要ですよw


「ルートファインディング」
プログラムはBASICのプログラムとマシン語プログラムに分かれており、実機のディスクを使用する場合はCTRLキーを押下しながらの起動が必要です。
1面は「タカトリ山」。すでにクリアしているどうか聞いてくるので、「n」で次に進みます。

「y」を押すとパスワードを要求され、正しく入力すると次の面に進めます。しかし間違えるとそれを冷静に指摘されますw

登頂を始める前に持っていく装備の数を決定していきます。

ザイルは10m。

ハーケンは16本。

カラビナは2個。これで準備完了。

「タカトリ山」に登頂開始~。高さは550m。操作が難しいので慣れが必要です。

この「タカトリ山」のみ本誌にマップと攻略ルートが掲載されているので、それを参考にしてハーケンを打ち、ルートとなる足場を確保していきます。

しかしマップが間違っていてそのままでは攻略できませんので、一部独自のルートで登っていきます。

このあたりは掲載されている攻略ルートのとおりハーケンを打ち、カラビナをセットしてザイルで下に降ります。

頂上が見えてきました。ここもハーケンを打つ場所が掲載されている攻略ルートと少し違うので注意。

頂上に到着~。クリアすると冒頭で入力を求められたパスワードが表示されます。

2面は「三ッ峠」。ここでもすでにクリアしているどうか聞いてきます。

持っていく装備はザイル5m・ハーケン24個・カラビナ2個。カラビナとザイルは使わずにクリアできますが、使わなくても持っていかなければなりません。

「三ッ峠」に登頂開始~。高さは「タカトリ山」と同じく550m。

攻略ルートは掲載されていないので、独自のルートで攻略していきます。


途中かなりの区間の足場が途切れるので、ハーケンをひたすら打って押し切りますw


頂上が見えてきました。

頂上に到着~。ここでもパスワードが表示されます。

3面は「谷川岳」。最終面なのでクリアしているどうかは聞いてきません。
持っていく装備はザイル5m・ハーケン32個・カラビナ2個。カラビナとザイルはこの面でも使わずにクリアできます。

谷川岳」に登頂開始~。高さはこれまでの2倍以上の1190m。

やはり攻略ルートは掲載されていないので、独自のルートで攻略していきます。

無駄に動くと体力を消耗してクリアできなくなるので注意が必要です。

ハーケンの数にも余裕があまり無いので無駄には使えません。

足場の位置が微妙なので、ハーケンを打つ位置のひとつひとつがとても重要!



ようやく半分くらい登ってきました。

足場が確保されているところで順調に登っていきますが、どんどん体力を消耗していきます。


1000mを超えました。あともうすこし。

ようやく頂上が見えた!

ついに頂上に到着。全3面をクリア~!!!

すると唐突にプロンプトに戻って強制ゲームオーバー。エンディングもなくそっけなさすぎですが、これが苦労して全3面をクリアした証。これほど誇らしいプロンプトを今まで見たことがありませんw

紹介した攻略ルート以外にも、もっと効率的な攻略ルートがあると思いますので、プレイの際には探してみてください。
各面をクリアするのに高度な攻略や操作を求められ、手ごたえのあるすばらしいゲームだと思います。3面しかないのが実に惜しい。


以上「別冊LOGIN① MSX GAME BOOK」に掲載されているプログラム合計12本を紹介しました。
実は今年のゴールデンウィークにはすべて打ち込み・チェックともに終了(http://d.hatena.ne.jp/parupu/20180506)していましたが、なかなか記事にできず、前回の紹介から1年近く間が開いてしまいました。残るベーマガのプログラムの打ち込みを進めていますが、思うように打ち込みが進んでいないので、次回の紹介はまた1年後とかになってしまう可能性が高い気がしますw


2019.12.21追記
ぎゃぶねこさま(Twitter:@gyabuneko、https://gyabuneko.hatenablog.com/)よりさらに修正情報をいただきました。
以下のとおりの修正でblueMSXのFDDで起動できる.dskイメージが作成できます、とのことです。

「マイクロ・イリ―ガス」
リスト1・30行目の「:A=USR(0)」を削除。
「モッキー」
リスト1・100行目の「CLEAR350」を「CLEAR330」に変更し、「,&H8FFF」を削除。
「スーパーレーサー」
リスト2・100行目の「,&H85FF」を削除し、「MAX FILES=0」を追加。


情報ありがとうございます(^^