RCS2508エアスプール

parupu2016-02-27

現在使用している「ローディーラー R607RS-S サイレンサー」のパワーは「M」なので最低でもフロロの8lbを使用したいわけですが、常用しているYGKよつあみ「DARM」の 8lb100mを「07ルビアス 2506」に巻くと1/3くらい余ってしまいます。しかもエッジ付近まで巻いて先般使用したところトラブルが続出して直すのに時間がかかり、貴重な釣りの時間が無駄になってしまいました。
そこでカタログ値で8lbが150m巻けるこの「RCS2508エアスプール」なら8lb100mがすべて巻き切れ、なおかつトラブル軽減のためエッジから少し下で収まるように下糸を巻いて調整できるだろうということで、中古でそこそこ安い値段で購入しました。実際に「DARM」の8lb100m巻いてみると、下糸を巻かなくてもエッジから2mmくらい下で収まり、ちょうど良い感じになりました。
(2007/04発売 ASIN:B001HYIGWW)
しかしドラグの動作がおかしく、動きにひっかかり感がある上に、ドラグノブを強く締めても簡単に動いてしまいます。そこでドラグ部を分解したところ、ドラグリップワッシャーが逆向きに取り付けられていて4本のツメがすべて破損、その破損したツメがドラグプレートに咬みこんで変形、さらにフェルトワッシャーはドラグノブの締めすぎにより3枚とも完全につぶれて薄くなってしまっているなど、とてもヒドイ状況になってしまっていました。
仕方がないのでドラグリップワッシャーなどのパーツ一式を注文して取り寄せ、純正のドラググリスを塗布して正しく組みつけました。これにより新品のリールのような力強くスムースな動きが復活しました。
ドラグリップワッシャーには4本の5mmくらいのツメがあり、スプール本体側にその4本のツメを入れる4つの穴が開いているのですが、そんなわかりやすい状態になっているものを無視して逆向きに取り付けるという前オーナーの史上まれにみるバカメンテにあきれました。ツメがあるドラグリップワッシャーを逆向きに取り付ければ、そのツメが他のワッシャーに干渉してうまく取り付けられないと思いますが、取り付けるときにそれに気づかなかったのだろうか。単純に外したものを元のように順番に組み付けるだけといった作業だと思うのですが、そんな単純なことすら満足にできないヤツは自分でメンテなどするなと言いたい。