FM-XによるデジタルRGB8色の世界

parupu2012-04-15

先日「FM-X用デジタル8ピンRGB→アナログ21ピンRGBケーブル」を製作しましたが、デジタルRGBなのでMSX標準の16色ではなく、中間色が三原色に変換された8色で表示されてしまいます。しかしこれもFM-Xの特徴のひとつですので、せっかくだからフレームマイスターを介していろいろなゲームで表示させてみました(^^


まずはナムコの「ディグダグ」です。地面の色は4層ですが、デジタルRGBではたったの2層になりますw

各キャラがかわいくないのはなんとかならなかったのかと当時から思っているのですが。

10面からはかろうじて3層になりました。


緑のマットが明るすぎな「コナミの麻雀道場」です。私はこのゲームで麻雀を覚えました。


名作「テグザー」です。8色でもあまり違和感がありません。


ハドソンの名作シューティング「スターソルジャー」です。MSX版はほどよいゲームスピードと処理落ちで楽しく遊べます。色が明るく多少見にくいですが、それほど問題ありません。


結局「II」は出なかった「メルヘンヴェールI」です。キャラも背景も明るい色すぎてよく分からなくなっています。


残念移植の代表格「ファンタジーゾーン」です。キャラが背景と同化してさっぱりわかりません。

2面のボス戦ですが、上から降ってくるボスの弾が背景色と同じ色なので見えず、エスパーでもなければこれ以上の続行は不可能ですw


PSGによる音楽が秀逸な「ハイドライド3」です。がんばっているはずですが、8色ではなにがなんだかわかりません。


シリーズの元祖はMSX版な「パロディウス」です。コナミロゴは文字が見えませんw

しかしゲーム画面は8色でもカラフルで見やすく、特に問題ありません。


MSX1シューティングゲームの集大成「R-TYPE」です。

キャラや背景の作り込みがスゴイので、8色でも大丈夫です。

黄色が多いとPC-6001を彷彿させるような画面になります。


テープのゲームも試してみました。エニックスの「ザース」です。

当時のエニックスからは長編で気合の入ったテープ版のゲームが多数発売されていました。

当時のパソコン雑誌のエニックスの広告でよく見かけたザースのおねいさんです。

テープからのロードは長いですが画面は一瞬で表示され、結構すごいのではと思います。

FM-Xのキーボードの調子が悪くて入力できない文字があるので、これ以上の続行は残念ながらできません。


同じくエニックスの「TOKYOナンパストリート」です。計算されて書き込まれた画面も残念な色になってしまいます。


まだまだたくさんのゲームで試したいですが、キリが無いのでここまでにします。FM-Xの調子が悪く、一部のキーが入力できなかったり、ジョイスティックポートの接触が悪くて反応しない時があるので、一度時間をかけてメンテしなければと思った次第です。