1チップMSX動作確認レポート5 - エクセリオン

エクセリオン

(MSX1 ROM ジャレコ(発売元:電波新聞社) 1984年発売)
同名のアーケードゲームからの移植です。ジャレコのMSX移植モノは日本デクスタから発売されていますが、このエクセリオンはマイコンソフト（電波新聞社）からの発売となっています。
アーケード版は敵キャラが有機的に動いて攻撃してきますが、このMSX版ではで一本調子な動きのうえ、ボーナスステージやデカキャラのステージがありません。
全体の移植度はアレですが、自機の慣性の付いた動きや、それに合わせた背景の流れるような動きはうまく再現していて、適度な難易度でステージも淡々と進んでいきますのでそれなりに遊べるゲームだと思います。

このエクセリオンは私が買った初めてのROMのゲームなので、とても思い出深いゲームです。
名古屋市のダイエー上飯田店に自転車で１時間くらいかけて行き、さんざん迷ったうえで買った記憶があります。当時ROMのゲームはテープのゲームより1,000円から2,000円くらい高かったので、欲しくてもなかなか買う決心がつかなかったわけです(^^

写真の通り、問題なく動作しますが、ハードウェアエンベローブを使用していると思われるPSGの効果音が若干歯切れ良く聞こえるような気がします。
高速モードでも、全体の動きの速さはほとんど変わりません。初期のゲームなのにタイマ割り込みをきっちり使用して作られているんでしょうかねぇ？